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2022年8月1日更新 

~ん?分からん、でも無理に納得しています!~ 

       


顔写真1

世の中には理解しにくい制度があります。その一つにJRの身障者割引です。これは100キロ以上の乗車券に対して半額になるというもの。1種で有れば、連れ一人も半額になります。100キロ以内ではなりません。これも理解出来ます。

ところが100キロ以内でも、連れがいれば2人とも半額になります。なぜ?と思いますが、作った人なりの考えがあったのでしょう、と言うしかないので無理矢理に納得しています。鉄道会社が、みな同じではなく会社によっても違います。

先日、お茶の水駅に行きました。改札そばで、おじいさんと駅員さんが問答していました。随分長くしている様子で、駅員さんは怒気を堪えつつ説明していましたが、おじいさんは、「どうしても納得いかない」と引く様子がない。駅員さんは「奥様がここにいらっしゃったら割引になりますが、お一人なので、なりません!」というと「それが分からない」とおじいさんが食い下がっていました。ああ、このおじいさんは見た目では分からないが、障害者で、しかも1種なのだな。そして冒頭の制度が胃の腑に落ちないということのようでした。

「誰だって分かりませんよ、でもそういう制度なのです!この駅員さんだって、私だって分かりませんよ、」と、よっぽど言いたい衝動に駆られました。おじいさんは初期の認知症かな?勝手な憶測。絡むとか、ごねるというより、分からなくて困っているという感じでした。どちらも気の毒ですが、こういう場面は増えるんじゃないかな、と思いつつ、駅員さんも永遠にやっている訳にはいかないので、どうにかならないものでしょうか。

さて、鉄道会社によっても違います、と申しあげましたが、近距離でも割引が利くところもあり、その場合、一人でも連れがいても半額ということも多く、券売機で小人を買ったり、福祉というボタンを押したりします。改札で証明書を見せるというのが一般的ですが、京阪電車の券売機は合理的に出来ています。係員呼び出しボタンを押すと、先ずインターフォンで、その旨を伝える。すると、駅員さんが「券売機にあるカメラに向けて、証明書を見せてください」という指示をされます。確認すると割引の切符が買えるという仕組みです。

ご足労いただかなくても遠隔で対応してもらえる。私も瞬時に終えることができるわけです。スイカ等の電子マネーは割引には使えませんが、面倒なので、たいていは電子マネーを使っています。手に障害がある人が小銭を出したり、取ったりしなくて済む電子マネーにも適応されると良いのですが。

以上のように、会社によって制度が違う(民間なので当然と言われればそれまで、です。)、買い方もバラバラで、経験する、慣れるしかないという現状です。今のところ、かろうじて、これらの仕組みに付いていっていますが、いつまで対応しきれるでしょうか。お茶の水のおじいさんのようになる可能性大の自分が怖い。かといってどうする?地団駄ふむしかないわたし、トホホ。

 

 

 

 

イージースタンド←いつまでも同じ写真です。

ただ今、モルトン、パワークッションを借りて試しています。お友達車いすユーザー(男性)が両座骨に褥瘡が出来て長期間の入院、手術をしました。こういうケースでは、その後、車いすに乗っていいと許可が出ても、あっという間に傷が開く、またベッドへ、という繰り返しを、イヤというほど見てきました。むしろコッチの方が普通です。つまり仕事やスポーツや外出という社会復帰から遠のくということです。退院半年後の友人に、恐れつつ電話をすると、仕事には毎日行っている上、夜は外食や飲みに行っているというので驚いて、「どうして?」と失礼な返答をしてしまった。「たぶん、クッションがいいんじゃないか」という。ホンマかいな?と思いつつ、主治医に尋ねたら全く知らず。しかしながらメーカーにデモを取り寄せてくれました。数人の患者が試したあと、わたしが借り受けました。臀部に当たる位置が定期的にへっこむ仕組み。実際、感覚が無いのでよく分かりませんが、しばらく試して、一つ買うかな、と思っています。一般の人には驚く値段です。

定価8万5千円強。ネットの一番安いところで、6万で売っていました。褥瘡予防のクッションの相場は、だいたいこんなところです。みんな驚くくらい気をつけています。

 

 

 

                                                          

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