2023年3月1日更新
~自分を生きること~
私の座右の銘、「百年経ったらみんな骨」を講演会で話しました。この言葉は私が作ったのではなく、とても苦しい時期にネットで、ある男性が語っていました。
ちょっと楽になる言葉と思いませんか?たいていの悩みは人間関係と言いますが、嫌な人のことが頭から離れない。そんな自分の辛さは、誰のせいでもなく、自分で自分を苦しめています。
つまり、自分の思考から排除すればいいだけですが、それが出来れば誰も苦しまない、簡単ではない。苦しみから脱却する方法はいろいろありますが、この言葉は効き目がありました。
今、この時、「他人を主役に生きる」←(自分の中で他人をいっぱいにして生きている、という意味です。)のではなく本人として生きなければ自分の人生とは言えません。また、人間関係の悩みのみならず、やりたいことを先送りしているほど、私達には時間が無いのです。
人生は驚くほど短いと自覚したならば、優先順位は自ずと分かるはず。明日も一年後も十年後も元気で続いていると思うから、悠長に他人に焦点を合わせていられるのでしょう。あと三年しかないと告げられたら、もっと違った考えや行動をしているはず。
大事な一日、一瞬です。
愛おしい時間です。
~雑談~
家の改築が済み、物を減らしていきました。まだ、引き出しの中はカオスで、片付けは進行中ですが。すっきりした部屋は、あら、不思議!ご機嫌でいられるような気がします。物を減らすと同時に、物を買うのに慎重になりました。残るものは買いたくない。消耗品か食べてなくなるものがいい。だからエンゲル係数がめちゃくちゃ高い。
最近はおしゃれをしていくところがめっきり減りました。オペラでも着飾る人は、ほぼいない。たまに着物の女性は見ますが、ドレスなどは皆無。かえって目立つので憚られるのでしょう。目を楽しませてくれていたので、残念です。
私の家からオペラ劇場まで車で20分あれば着いてしまうので、冬の間、着古したセーターの上にコートを羽織り、絶対にコートを脱ぐまい!と決心して出かけていました。
誰も人のことなど関心を持たないとはいえ、これは私自身の問題です。着るもので気持ちが凛としたり、優雅な気持ちになるものです。その逆しかり。それを解っていて、自分でないがしろにしていては、自分の人生を半分しか楽しんでいないと言えます。というわけで、自分に気をかけてあげましょうね。