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2021年11月1日更新 

~京都へGO~

         


顔写真110月半ばの新幹線は満席には遠く、紅葉の前の京都へ行ってきました。

神社仏閣のUDが進んでいることを実感しました。もちろん調べて行かないと車いすでアクセスできる場所にはたどり着けないという現実は有ります。

歴史のある建物を、何が何でも車いすで入れるようにして欲しい、ということには反対です。残さなければならないものはそのまま、そっとしておいて欲しい、雰囲気が壊れるならば諦めたい。

しかし、お寺側の努力には驚きます。智恵を絞った工夫により、違和感なく車いすでアクセスできるようにされているところも増えてきています。

以前、車いすユーザー尚美ちゃんに連れていってもらった永観堂。「こんなところにエレベーターですか!」と、あの金属的な物体を上手く隠しています。西本願寺しかり。また、清水寺のあの長い急な坂を車いすユーザーの自動車は、ほぼ上まで乗り入れさせてくれます。そのおかげで疲れずに清水の舞台に辿り着き、大きく深呼吸してきました。尚美ちゃんと行ったのは数年前ですが、市バスに車いす2台は、きっと別々のバスになるのだろうと想像していたら、運転手さんがサッサと同じバスに2台乗せてくれました。手慣れた様子でした。東京以上に車いすユーザーの利用が多いのかな?と思ったりして。

新しいホテルには、たいていUDルームが有ります。UDの設備(トイレの手すりが片方だけ、とか縦型だけの手すりだと、握力の無い私にはキツイとか。もうちょっと考えて~や と、ぼやく。)は、そのホテル独自の考えで設置されているようで、行ってみないとわからないというのは否めません。でも、それもひっくるめて楽しむくらいが、ちょうどいい。
ベッドの高さについて、よく勘違いしている人がいます。「他の部屋よりUDの部屋のベッドは低くしています」と誇らしげに言われると、返す言葉を失い、心の中で、さて、どうしようか?と本気でうろたえます。おそらく足が動く高齢者を想定しているのでしょう。立ち上がるのに低いほうがいい?果たして、本当に低い方がいいのでしょうか???

全く足が動かない者にとっては、車いすの座面の高さと限りなく近い高さが、移乗では助かります。横にスライドするイメージです。

極端に低いベッドにマットレスをもう1枚追加してもらったことも有りました。車いすに移れずに、車いすが動いてしまう、そして床に落ちるからです。

その経験で、バックアップ用にトランスファーボードを持って行っていた方がいいかも、と心に留める。フローリングの床もまた、車いすが滑って動きます。ゴムのバスマットも持って行った方がいいだろう、とドンドン荷物が増えます。

行き当たりばったりで神社仏閣に入れるわけではないし、昔ながらの商店には段差が有ります。ちょっと気を抜くと、移乗で床に落ちることもあり、気が休まらない面もありますが、それでも旅行は楽しいです。入れないことを嘆くのではなく、まだまだ行っていないアクセス便利なところを開拓して出かけようと決心しました。

 

 

イージースタンド←頑張って立とうとしたら、機械が壊れました。長年使っていませんでしたが、経年劣化は関係なし。早く直して、立つぞ!今、立たないで、いつ立つ?

 

 

                                                             

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