~ 前回のエッセイ ~


~断捨離


 

家に居る期間が長かった数ヶ月、いろんな人が自宅を片付けたと言っていた。よく聞くと物の片付けのみならず、人間関係も断捨離したと言う。これは即、縁を切るという意味では無く、気持ちの中で、大事なものがクリアになったということ。

この自分を見つめる時間が内証に役だったようだ。深層心理を知ることで、本心が浮き彫りになる。それで頭の整理ができたことを、みな一様に晴れ晴れとした風に評価をしているようだ。

今までは、しがらみを見てみないふりをしながら、やり過ごしていたが、実は心ではモヤモヤと霧を作っていたのだ。なんとなく我慢していたり、自分に問いかけることもせずにいたが、人と離れてみると、自身の本心を自然に俯瞰してみられるようになった。結果、何が大事で、どうしたいのかが炙り出されたということだ。

距離や時間を持つことは大切なことを教えてくれる。そして新たな現実をスタートさせてくれる。

 

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