~ 前回のエッセイ ~

2023年4月表紙(5月は休みました)

「続、自分を生きること」

先月の文章に「他人を主役に生きる」のではなく自分自身を生きたい、ということを書きました。

先月の続きですが、視点が違います。

前回は「自分の中に他人をいっぱいにしてはいけない。」

今回は「物事の判断は自分でする。他人に委ねてはいけない」ということです。

日々、小さなことから大きなことまで、選択の連続です。

大きな選択に迷った時に相談することや人の意見を聞くことも有りますが、最終決定は自分がしないといけない、とつくづく思います。自分が決定しても失敗はします。それでもなお、です。

判断を他人に委ねて失敗した時の後悔のほうが大きい。諦めきれずに、

つい、その他人を恨んでしまいそうになることほど虚しいことはありません。

それよりも怖いのは、本人がするべきことを他人に委ねていると、自分の無力感が育ってしまいます。

さらに自信の無さが増大します。

判断を他人に委ねるほうが楽なようでいて、実は少しも楽にならず、いつも不安な心だけが残ります。

自己決定することは何よりも大事です。幸せになる道かもしれません。