~ 前回のエッセイ ~


~沈黙を学ぶ~


 

 

友達と会話をしていて楽しいのは、お互いの言葉に耳を傾け、意見しあって内容を発展させる時だ。こんな事は当然しているようでいて、そうでもない。

人の話を聞いていない人などザラにいる。一方的に話す、演説の人もいる。口を挟む隙間も無く、怒涛のごとく吐き出される言葉は嵐のようだ。ただただ過ぎ去るのを待つ。嫌いながらも、そういう人といると似てくるので要注意だ。

いっぱい話したから理解されるかというと逆だ。頭の中で聞いた沢山の言葉を振るいにかけて、残った内容が実は、言いたい人の理解とは違っていた、齟齬が生じてしまうことがある。年齢を重ねた女性に多い。

加齢と関係するのではないか?と思う。自分を顧みて気をつけたいことだ。

 沈黙を恐れないことは大事だ。放った言葉を咀嚼してもらう時間、次に発する言葉に注目してもらうための一呼吸の静寂。

人見知りする人にいるケースで、沈黙を恐れるばかりに意味もなく話すひと。話している本人ですら興味もないことをただただ繋ぐ。聞いているこちらの頭がごちゃごちゃになり誤作動してくる。

言葉の断捨離、発する言葉を吟味する習慣を身につけたい。

  

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