講演テーマ

 

テーマ①

ファッションモデルより車いすの今を幸せに思う理由

~ 絶望、愛、飛躍 ~

19才、ミスインターナショナル準日本代表に選出された。ファッションモデルとして活躍中の22才の時に交通事故で車いす生活となった。自死すら思った絶望の淵から救われたもの、それは恋人の変らない愛。車いす陸上からチェアスキー、そして射撃でアテネパラリンピック日本代表となる。諦めない心が第二の人生を切り開く。
そして今、胸を張って言える。ファッションモデルより、車いすの今が幸せと。
苦難を乗り越えるエピソードが、あなたの明日への希望に役立つなら嬉しいです。

 

テーマ②

パラリンピックが私にくれたもの

~ 残された能力を受け入れ、引き出していく限りなき挑戦で得たもの ~

障害者となった当時、私が一番辛かったのは体の自由が利かなくなったことではありません。それは、誰の役にもたたない、社会の荷物になってしまったのではないか、という言いようのない疎外感でした。車椅子に乗った当初は貧血で気を失っていた私が、車椅子陸上の世界大会で金メダルを取り、射撃でアテネパラリンピックに出場することが出来ました。様々な葛藤を経て、やがて自分の人生を素直に受け入れ、今は悩みながらも成長することの喜びを味わっています。「障害者はこう生きるべきだ」という基準などありません。それは自分自身で決めること、そのためには障害を受け入れ、自分の残された能力に期待をすることです。2020年東京オリンピック、パラリンピックに向け、日本が成熟した国になるために私達ができることを共に考えましょう。

 

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テーマ③

「人間」の価値って何?

~ 生まれ・障害・性別で変わるものではないはず ~

カナヅチな人、音痴な人は、泳げない事や唄が下手な事に対して劣等感を抱く事はあっても、人間全体の価値まで劣っているとは考えないのが普通です。ところが、一旦、障害者となると、本人も周囲もその人間性すべてを否定的に考えてしまいがちです。横並び意識の強い日本社会の中で、等しいはずの人間の価値が、一部の身体的能力や、生まれ育った環境によってなぜ歪められてしまうのかを考察します。

 

テーマ④

合理的配慮の提供義務について

~ ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いはご存じですか? ~

平成28年4月施行された障害者差別解消法は、障害のある人もない人も、お互いの人格を尊重し、共に社会を作ることを目指したものです。その中の「合理的配慮の提供義務」は、あらゆる機関・事業者・団体が対象となります。具体的な事例を出し説明します。これは障害者が権利を主張するものではなく、健常者が不利益になるものでも有りません。障害者が積極的に社会参加するためのものです。 そして自ら社会貢献したい、という前向きなものです。では、学校、行政機関、職場、お店では、どんな場面が想定されますか? また、UD、バリアフリーの違いは何か?をお伝えしたい。2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、ハード・ソフト両面の配慮が、2020年以降の遺産になることを願います。

 

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テーマ⑤

車椅子からの出発(たびだち)

-絶望のどん底から這い上がるまでの軌跡-

 

22才で車いす生活になった当時は、障害者とは「諦めの人生」のように思っていた。リハビリから車いす陸上の世界大会で金メダル、そして射撃でアテネパラリンピック日本代表となる。今や車いすユーザーが仕事や家庭を持ち、スポーツをすることに驚かない社会となった。さらに、自分の自立のみならず、他人の役に立つことも可能です。車いすは不便だけれど不幸せではない。幸せは自分でつかみ取るものだ。弱い私が強い心を持っていると言われるようになるまでの軌跡を話します。

 

 

テーマ⑥

ユニバーサルデザインについて

~ 地道なユニバーサル・デザインの実践が社会を豊かにします ~

障害者にとって使い勝手が良いだけでなく、一般の利用者にとっても快適な施設を作ることは可能です。それらは矛盾するものではありません。私は車椅子を使っていますが、他の部分は健康で、腕は平均的な女性よりも力があります。もし建物に段差が無ければ私は障害者ではなくなります。障害を持つ人が同じスタートラインに立つために必要な設備は確かにありますが、それは「障害者専用」である必要はありません。ユニバーサル・デザインを増やすことにより、ハンディのある人が社会参加出来る、またそれが社会全体の最適化にも繋がる、これが私の考える福祉の本質です。

 

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